第19回膵癌術前治療研究会

演題募集

演題登録期間

6月2日(月)~7月11日(金)17:00

発表形式

口演またはポスター

演題募集要項

1)希望セッション

スポンサードシンポジウム(一部指定)、ワークショップ、要望演題(口演)、一般演題(ポスター)を公募します。
以下の希望セッションからご応募ください。

(1)スポンサードシンポジウム(SS)一部指定
「膵癌術前治療時代における周術期管理の現在地と未来」

膵癌は高齢者に多く、術前から糖尿病、膵外分泌機能不全、閉塞性黄疸や胆管炎などを合併し、低栄養や潜在的な免疫機能低下を有することが少なくない。さらに、術前治療による有害事象や高侵襲手術の影響も加わることから、周術期管理の重要性はますます高まっている。

本シンポジウムでは、膵癌術前治療時代における全身評価、栄養・代謝・免疫管理、感染予防、術後合併症対策、リハビリテーション、チーム医療など、多角的な視点から周術期管理の「現在地」と今後の展望を議論する。

(2)ワークショップ1(WS-1)
「UR-M膵癌に対するconversion surgeryの光と影」

全身化学療法の進歩により、遠隔転移を有する切除不能膵癌(UR-M膵癌)でもconversion surgery(CS)が現実的な治療選択肢として注目されている。中でも、肝転移例や腹腔細胞診(CY)陽性例に対する手術適応や治療戦略の確立は重要な課題である。

本ワークショップでは、UR-M膵癌に対するCSの「光(可能性・成果)」と「影(課題・限界)」の両面に焦点を当て、手術適応、治療戦略、治療成績や再発制御などに関する演題を広く募集する。

(3)ワークショップ2(WS-2)
「UR-LA膵癌に対するconversion surgeryの光と影」

近年の集学的治療の進歩により、UR-LA膵癌に対するconversion surgery(CS)の良好な治療成績が報告されるようになってきた。しかし、手術は難易度が高く術後合併症も懸念される。また、CSは長期生存の可能性をもたらす一方、切除適応の判断、早期再発例の存在など、依然として多くの課題が残されている。

本セッションでは、UR-LA膵癌に対するCSの短期および長期成績(光と影)より“Best Practice”の確立を目指し、広く演題を募集する。

(4)要望演題1(RS-1)
「R膵癌における術前治療の光と影」

Prep-02/JSAP05試験の結果により、本邦においてはR膵癌に対する術前化学療法が広く実施されるようになった。しかし実臨床では、高齢者、PS不良例、黄疸や胆管炎のコントロールが不良な症例、消化管閉塞・出血を伴う症例、さらには早期膵癌やbiological BR膵癌などにおいて、術前治療の適応判断に迷う場面も少なくない。また、術前治療中の有害事象への対応も重要な課題である。

本セッションでは、R膵癌に対する術前治療の有効性と課題をふまえ、今後の改善策について議論したい。術前治療により真に恩恵を受ける症例の見極めと、ベストプラクティス実現に向けた方策についてのご発表をお願いする。

(5)要望演題2(RS-2)
「BR膵癌に対する最適な治療戦略は?」

ガイドラインでは、BR膵癌に対して術前化学(放射線)療法を行い、切除の可否を再評価することが推奨されているが、具体的なレジメンや治療期間、切除適応については明確ではない。近年、biological BR膵癌やTotal Neoadjuvant Therapyなどの提唱や、さらに術前治療のスイッチングなどの取り組みが一部施設で積極的に行われている。

本セッションでは、BR膵癌の予後改善に向けた多様な治療戦略やその課題に関する演題を広く募集する。

(6)要望演題3(RS-3)<U-40 セッション>
「U40による進行膵癌手術~ビデオセッション~」

膵癌根治を目指した集学的治療において外科手術は言うまでもなく必須の治療であり、腫瘍の完全切除と合併症のない高度な技術が求められる。一方、併存する胆管炎や随伴性膵炎、主要脈管浸潤などの存在はよりいっそう手術を困難とする。本ビデオセッションでは、進行膵癌に挑む40歳未満の若手外科医による膵癌手術にフォーカスし、手技の工夫、アプローチの選択、リンパ節郭清の要点、リカバリーショット、合併症対策などについて、映像を通じた実践的な発表を募集する。

日々の臨床現場で積み重ねた経験と創意工夫を披露いただき、互いに学び合う場となることを期待する。次世代を担う若手外科医の熱意あふれる応募を心よりお待ちする。

  • ※本セッションは、40歳未満の先生方を対象としたU-40セッションです。優秀賞1名を選出し表彰いたします。
(7)一般演題(ポスター)
希少な治療奏効例、希有な治療戦略の症例、治療難渋症例、稀な合併症、再発治療経験など、症例報告を含めて、膵癌術前治療に関連した演題を幅広く募集します。
  • ※プログラムの都合により、口演に変更となる場合がございます。予めご了承ください。

2)演題受付方法

本会への演題の応募はすべてUMIN演題登録システムを利用したオンライン登録にて受付いたします。演題登録後、入力していただいた電子メールアドレス宛に受領通知を配信いたします。受領通知メールを受信し、初めて登録完了となります。
以下の注意事項を十分にお読みいただいた上で、演題登録画面にお進みください。

  1. オンライン登録及び修正には、暗号通信を使用いたします。
    暗号通信の使用により、第三者が登録者のパスワードを解読・悪用し、演題・抄録を無断削除したり、改竄したりすることを防ぐことが出来ます。
    暗号通信の使用に際する準備は不要です。暗号通信での入力をお選びいただくことで、UMINのサーバ上に管理が移り、登録及び修正作業が終了するまで暗号化が継続されます。
  2. UMINオンライン演題登録システムでは、【Firefox】【Google Chrome】【Microsoft Edge】【Safari】以外のブラウザで演題登録はできません。
    それ以外のブラウザでは、ご利用にならないよう、お願いいたします。
    各ブラウザは、最新バージョンの使用を前提としております。
  3. パソコン環境に依存する文字(例:①)は文字化けの原因となりますので、使用しないでください。その他、登録画面の注意事項等をお守りください。
  4. 演題登録の終了後、演題登録番号が自動的に割り当てられます。同時に、登録者本人に任意のパスワードをお決めいただきます。演題登録番号とパスワードを用いることによって、 登録事項を締切日まで何度でも変更していただくことが可能となります。
    • ※パスワードはご自身で管理をお願いいたします。
    • ※セキュリティの関係上、登録番号やパスワードを忘れた場合のお問い合わせには応じかねますのでご注意ください。
  5. 演題を登録・修正・削除されますと、自動的に登録されたE-mail宛に、内容が自動送信されます。必ず入力した内容をご確認ください。この登録内容の確認をもって受領通知となります。なお、登録作業後1日が経っても受領通知メールが届かない場合は、登録が完了していない場合があります。確認修正画面で、登録メールアドレスを確認後、誤りがなければ、速やかに運営事務局までメールにてお問い合わせください。
    演題登録システムのご利用において、Gmailアドレス宛に確認メールが届かない現象が発生しております。Gmailのアドレスはご利用になれませんので、Gmail以外のメールアドレスをご利用ください。
    WEBメール等をご利用の場合、本会からのメールが「迷惑フォルダ」に振り分けられている事例が見受けられます。未着と思われる場合は迷惑フォルダの中もご確認ください。
  6. プログラム・抄録集への掲載にあたりましては、ご登録いただきました内容が反映されます。演題登録期間終了後の変更・修正はお受け出来ませんのでご了承ください。
  7. 演題登録の締切り間際には、登録や変更が殺到し、アクセスが困難となる場合がございます。早めのご登録をお願いいたします。
  8. ご登録いただいた個人情報は、登録された演題若しくはご発表に関するご連絡以外の目的で使用いたしません。また、個人情報は必要なセキュリティ対策を講じ、厳重に管理いたします。

3)演題・抄録作成要綱

1.登録可能者数・所属機関数
最大著者数:筆頭著者と共著者を合わせて20名まで
最大所属機関数:10施設まで
2.文字数制限
演題名:全角で60文字以内
抄録本文:全角800文字以内(演題名・氏名・所属を除く)
総文字数:全角1200文字以内(著者名・所属・演題名・抄録本文の合計)
  • ※文字数は、項目間にスペースが含まれるものとして計算しております。スペースの計算方法は以下の通りです。
    (日本語の場合は、所属機関名や著者の項目間に、それぞれ全角1文字分のスペースがあるものとして計算しております。)
例)
①所属機関名:東京大学(全角4文字)
②所属機関名:東京大学医学部附属病院(全角11文字)⇒ 合計:4+11+1=全角16文字
(姓)(スペース)(名)の形式
著者 1:東大 太郎(全角5文字)  著者 2:勇民 次郎(全角5文字)⇒ 合計:5+5+1=全角11文字
  • ※尚、最後の項目の後にはスペースはないものとして計算いたします。
  • ※英文登録の際は半角英数字2文字で全角1文字に換算いたします。
  • ※制限文字数を超えますとご登録いただけません。
  • ※図表、写真はご投稿いただけません。
3.抄録本文の作成
抄録本文は、最初にご自身のパソコン(テキスト形式)で作成し、コピー機能を使って抄録本文用の枠内にペーストすることをお勧めします。
投稿された抄録は原則として校正されません。そのまま印刷されますので、提出者の責任におきまして充分にご確認ください。
4.利益相反の開示について
本会では、一般社団法人日本消化器外科学会の規定に倣い、筆頭著者自身における発表内容に関連する企業や営利を目的とする団体に関わる利益相反(COI)状態の申告が必要です。タイトルスライドの次のスライドに開示してください。詳しくは、利益相反の開示要項をご確認ください。
5.演題の採否について
応募演題の採否および発表形式に関しましては、主催事務局に一任とさせていただき、結果をE-mailにてご連絡いたします。プログラム構成の都合上、ご希望セッションと異なるセッションでの発表をお願いすることがあります。
応募された全演題の著作権は、膵癌術前治療研究会に帰属いたします。
ご発表いただくプログラムの時間帯に関しましては、9月中旬以降よりホームページ上に掲載させていただく予定ですので、ご確認ください。
6.問い合わせ
演題登録に関しましてご不明な点などございましたら、運営事務局までご連絡ください。
運営事務局 株式会社プロアクティブ
〒650-0034 兵庫県神戸市中央区京町83番地 三宮センチュリービル3F
TEL:078-954-5160 FAX:078-332-2506 E-mail:prep2025@pacmice.jp